脳力開発研究所は、一人一人がもつ「潜在能力」を発揮するための脳力開発法を研究するために、工学博士志賀一雅が1983年に創立した株式会社です。
創業当初のエピソードとして、会社登記手続き時に「脳力という概念は一般的ではないので社名として認められない」という結果を伝えられ、志賀博士が担当者の方に何度も「脳力の意味、未来の可能性」を説いてやっとの事で会社登記ができた、というものがございますが、たった30数年前における日本国内での認識はまさにそのようなものでした。
その後の「脳トレブーム」などで「脳力開発」という概念は一般的なものとなりましたが、本当の意味での普及にはまだまだ遠く、さらなる飛躍を目指すために2014年より経営を一新し2代目の所長に就任した住友大我を中心に、創業者の志賀一雅博士が相談役としてサポートする形で新たな活動がスタートしました。
現在は脳波計測のためのニューロフィードバック装置および、脳波を指標にしたメンタルトレーニングやビジョントレーニングなどの研究開発、指導(研修・講師派遣)、販売などの事業を行っております。これらの「脳力開発」は多くの企業、学校、個人の方々にご利用いただいております。
心身をリラックスさせて意識を集中すると、脳からアルファ波という脳波がたくさん出ます。このアルファ波状態に入ると、いかなる場面においても実力を100%発揮できるようになり、人前での発表や試験・試合の本番において、緊張せずにうまくいくようになるのです。
また、アルファ波状態でイメージ(想像)したことは、その実現が加速されます。脳が実際に体験したと錯覚して、経験値が増すためです。これは一般的にはイメージトレーニングと呼ばれています。この手法を応用することにより、苦手やストレスを克服したり、人間関係や健康を改善したり、夢や目標の実現を加速させたりすることができます。
このアルファ波状態に入るための誰でもできる最も簡単な方法がメンタルトレーニングです。ヨガや座禅、自律訓練法、自己暗示法など、古今東西に伝わるトレーニングを研究し、その中からアルファ波をたくさん出せるようになる方法のエッセンスを抽出して体系化したものです。
また、心身をリラックスさせる過程において、プラス思考になるトレーニングを行うので、心の状態(メンタリティー)がいつも前向きかつ穏やかでエネルギッシュな状態になるというメリットもあります。
現在、脳波研究やメンタルウェルネストレーニングの監修などをはじめ、さまざまな活動において、脳力開発の発展に尽力されている、志賀一雅博士が以下の内容で賞を授与されました。 これにより現在進行形の志賀博士の研究、実践の成果を、さらに多くの方にご理解いただき、日本における「脳力開発」の活性につながることを心より願う次第でございます。
産業界のメンタルトレーニング及び脳の機能発達に応用されるアルファ波の研究に関して突出した貢献をされたことに対してこの賞を付与する。 アメリカ合衆国 大統領 |
商号 | 株式会社 脳力開発研究所 |
設立 | 1983年7月25日 |
資 本 金 | 1000万円 |
主たる事業内容 | 脳力開発に関する研究および研究受託 脳力開発に用いる電気製品の製造及び販売 脳力開発に用いる電気製品の製造技術の販売 脳力開発の指導及び講習 脳力開発に関する出版、ビデオ、オーディオ製品 の販売 脳力開発教室の運営 |
役員 | 代表取締役所長:住友大我 代表取締役:斉藤義生 取締役:河田大和 監査役:堀田宗一郎 |
本社 | 〒161-0033 東京都新宿区下落合3-22-18 アビターレ目白1A 電話:03-6431-8466 FAX:03-6431-8470 |
大阪支社 | 〒542-0012 大阪市中央区谷町七丁目2-14 サルビル3F 電話:06-6770-5203 FAX:06-6770-5204 |
取引銀行 | みずほ銀行 高田馬場支店 |
創造性開発 | 日本航空、セイコー電子工業、日本IBM、三洋電機、三菱電機、キャノン研究所、CSK、三浦工業、NTT宮崎 |
品質管理 | 日本スクリーン製版 |
営業力向上 | 日本オリベッティ、三越、長崎屋、丸井 |
職場の活性 | 住友生命、KDD、花王、ソシエワールド、ダウケミカル |
ライフプラン | 日本ユニシス、東芝、清水建設 |
管理技法 | 日立製作所、マツダ、ダイハツ、ブリジストン |
災害防止 | 太平洋炭坑、全国建設公団、日本タクシー協会 |
感性を磨く | 松下電器、ニフティー |
異業種交流 | 日本青年会議所、日本生産性本部、日本能率協会、タナベ経営、船井総研、創工 |
受験勉強 | 松商学園、駿河台予備校、東進スクール |
スポーツ | 東芝女子バレー、ダイハツ女子陸上部、エグザス、ティップネス、スポーツコネクション |
住友 大我 (脳力開発研究所 代表取締役 所長)
76年東京生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒。日本工学院専門学校、日本工学院八王子専門学校、国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校非常勤講師。平成20・21年度 文部科学省委託「専修学校教育重点支援プラン」教育プログラム開発分科会メンバー。2014年より志賀一雅博士の後任として脳力開発研究所の2代目代表取締役所長に就任。現在はメンタルトレーニングの研究、指導及び専門学校を対象とした「脳力開発トレーニング指導」におけるプログラム作成、教材開発、脳力開発トレーニング授業を担当。また、MWT監修助手、首席指導講師として全国の企業や学校においての講演や実践指導をする。
志賀 一雅 (脳力開発研究所 相談役)
日本において最初に脳波の「アルファ波」を3種類に分け,ファストα波,ミッドα波,スローα波と質的な違いを提唱した。
1961年電気通信大学卒業後、松下技研に勤務。東京大学工学部計数工学科研究員を兼務しながら、脳波研究に没頭。 83年脳力開発研究所設立。パソコンを利用した脳波分析装置を開発し、大学や企業の研究所へ提供。アルファ波を指標としたメンタルトレーニング指導で、日本航空、日本IBM、NTTなど、大手企業の脳力開発研修において高い評価を得る。
2008・2009年文部科学省より委託を受け「専門学校教職員、学生のためのメンタルヘルス・脳力開発プログラム」を開発、その後、学校や企業に向けての「メンタルウェルネストレーニング推進プロジェクト」を総合監修。
著書は「全身の疲れがスッキリ取れる本(三笠書房)」など多数。2011年3月に米国HHS(米国保険社会福祉省)大統領諮問機関より、長年にわたる脳波とメンタルトレーニングの研究、実践に対しGOLDAWARD(金賞)を授与される。2015年にはステージ3の大腸がんを克服し現在もさまざま研究と講演活動を実施している。