元東洋太平洋ライトフライ級王者 日本5位 山口真吾 19W 7KO 4L 2D
対するは、 WBAライトフライ級 11位 戎岡淳一 14W 6KO 8L 3D
両者、世界戦線生き残りをかけての戦い…。
試合開始、1、2R 両者右構え。身長リーチで勝るのは戎岡選手。しかし、山口選手は独特の距離感を保っている。
左を刺し合って顔を弾かれたのは戎岡選手。
戎岡選手は待ち構えての強打狙い。それに対して山口選手はすばやく踏み込んでは接近連打を見舞う。
山口選手のオーバーハンドが戎岡選手の顔面を捉える場面が多く見られた。
山口選手はショート連打を叩き込み、攻勢をきっちりアピール。
しかし、3Rでは、飛び込んで連打する山口選手に戎岡選手の右アッパーが当たるシーンも…。
4~9R 中間距離から突き出される戎岡選手のジャブワンツー。しかし山口選手はきっちりブロック。そして、腕の長さで勝る戎岡選手に、左の刺し合いで打ち勝つ山口選手… 腕の長さで劣るもスピードが違うと言うことか…?
山口選手の右オーバーハンドが戎岡選手の顔面を捕らえる!
戎岡選手も打って出るが、懐に入った山口選手のショート連打に為す術がない。
時折左フックがカウンター気味に入るも後は続かない。
この夜の山口選手は打たれたら打ち返す…の勝ちの方程式をきっちり遂行できたようだ。
一発では戎岡選手が勝るも、トリッキーに出入りする山口選手が終始戎岡選手を脅かし続ける展開となった。
山口選手の柔軟性が、硬い印象の戎岡選手を苦しめてゆく…
7R以降フットワークを重視した山口選手がさらに戎岡選手を突き放し、飛び込んではまとめ打ち、ポイントを奪い続ける展開…
最終10R … 頭をつけての打ち合いから戎岡選手がショート連打。さらにアッパーが山口選手の顎を突き上げる!!! 戎岡選手にとって、もうKOしか勝利への道は残されてはいないだろう。 が、ここで山口選手も打って出る。いきなりの右が戎岡選手の顔面に突き刺さる!!!! 両者互角の打ち合いを展開…
終了のゴングがなった…
HIGEGE91の採点 99-92で山口真吾の勝ち!!
公式の採点 97-94 100-93 100-92
以上3-0の採点で勝者…
青コーナー 山口真吾ー!!!
こうして、山口真吾選手がみごと勝利をおさめられました。皆さんも、今後の活躍に注目し、ぜひ応援してください! |