脳波

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アルファ波はどこで発生する?

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アルファ波が発生するメカニズムには、代表的な2つの学説があります。

1.脳幹の視床下部にある視交叉上核が一定のリズムを刻み、それが体内時計の中枢となって、体のリズミカルな活動を生み出します。そして、アルファ波の源も、そこから生まれるという考え方です。

2.たくさんの神経回路が独立に活動しているものの、ある神経回路が優勢な働きを始めると、関連する他の神経回路も引き込まれて共鳴し、その共鳴の周期がアルファ波の周波数帯にあるという考え方です。
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アルファ波はリラックスの脳波?

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臨床脳波の専門書には「眼を閉じて心静かにしていると、後頭葉からアルファ波が強く計測される。一方、眼を開けたり考えごとをしたりすると、後頭葉のアルファ波は消失する。これをアルファブロックという。ゆえに、アルファ波はリラックスの脳波と考えられる」というようなことが書かれています。

しかし、アルファ波は、後頭葉以外から計測されることもありますし(アルファテック7ではFp1もしくはFp2の前頭極部に電極を配置します)、リラックスしていないのに(緊張しているのに)計測されることもあるため、アルファ波=リラックスの脳波とは言い切れないように思います。

体の緊張は、筋肉の緊張度合いの指標である筋電図(EMG:Electro-Myo-Gram)で評価します。よって、心の緊張も、脳波ではなく、手の平や足の裏などの精神性発汗部位で、電気的な皮膚反射(ESR:Electro-Skin-ResponseやGSR:Galvanic-Skin-Reflectance)を観察する方が適しているのではないでしょうか。

(株)脳力開発研究所では、アルファ波を(リラックスではなく)集中・共鳴の脳波と捉え、ゆえに、体が緊張したり心が緊張したりしていても、アルファ波が観察されることはあると考えています。そのため、ただ単にアルファ波が計測されれば良いのではなく、心も体もリラックスした状態で計測されるアルファ波こそ、実力発揮に相応しい脳のコンディションであると言うことができるのです。
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脳波のチャンネルとは

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頭部表皮に電極を装着し、内部抵抗の高い増幅器(通常10MΩ以上)に接続すると、生体の電気的な変動を検出することができます。その電気的な信号を周波数で区分し、およそ0.5~40Hzの帯域を脳波(EEG:Electro-Encephalo-Gram)と呼びます。それ以上の周波数帯については、商用周波数(東日本50Hz、西日本60Hz)のノイズが強く混入するため、あまり調べられていないようです。

脳波を計測する場合、通常、差動増幅器を用いて2部位間の信号差を検出します。片方の電極(基準電極)を耳朶に装着する計測法を「基準電極導出法」と呼び、頭部表皮の2部位間の電位差を検出する計測法を「双極導出法」と呼びます。

臨床や研究では、脳の特定部位の不具合を確認する目的で、電極を数多く装着し、相互の差を観察する双極導出法が用いられることもあります。その結果、臨床脳波計は数十チャンネルを備えることになり、扱いが難しく高価にもなるため、臨床や研究ではなく、脳力開発を目的とした計測法としては、基準電極導出法が好ましいと考えられます。
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アルファ波の強化方法

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趣味に没頭する、音楽、絵画、スポーツなどに熱中する、意識集中練習を実践する。
練習方法が合理的ではないため習得に時間はかかるが、応用範囲は広い。
本来は病気治療法だが、健康な人には能力開発法として応用できる。
エレクトロニクス装置を使い、体の生理的な変化を捉えて、リラックスした意識集中状態に誘導する。習得は速いが、応用範囲が狭い。
ヨガや座禅、自律訓練法、自己暗示法など、古今東西に伝わるトレーニング法を研究し、アルファ波状態に導くためのエッセンスを抽出~体系化したトレーニングプログラム。心身をリラックスさせて意識を集中すると、アルファ波が強まる。また、その状態への反射を形成しておけば、試合や試験、プレゼンテーションなどの大事な場面で実力を発揮しやすくなる。
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